海は燃えている イタリア最南端の小さな島の作品情報・感想・評価・動画配信

「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」に投稿された感想・評価

yuko0925

yuko0925の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

チュニジアにすごく近いランペドゥーザ島の日常と、移民を助ける人々を切り取ったドキュメンタリー的な映画。
登場する少年がすごく自然な感じで映っていて、どういう風に撮影してたんだろう。口が達者ですごくかわいかった。
お祖母さんが本当にイタリアのマンマって感じで料理したり裁縫したりベッドメイキングしたりする姿がすごくよかった。
一方移民の問題は酷い。
最後、船室で大勢亡くなっている画面は直視できなかった。
救助活動をしている人たちは本当にすごい。でも限界ギリギリという感じでいつまでも続けてはいけないということも伝わってきた。
フランスやドイツはこういう現場でのやりとりをイタリアに押し付けている限り偉そうなこと何も言えないと思う。
5/16
島民の平穏な日常と、命からがら訪れる難民の対比
パパは子供のとき船酔いして吐いた?船酔いはしたけと吐かなかったなあ
ほとんど晴れが映されない
ナイジェリアから逃げた、というラップ
ランペドゥーサ島の島民と、そこにやってくる難民をそれぞれ追ったドキュメンタリー
同じ島だけど2つの世界が繋がることはほぼない。まるで世界の縮図

人ごとにしてしまいがちな難民問題をもっと考えるようにしたい、いろんな人が見るべき、身につまされる思いになった
八咫烏

八咫烏の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どうあらゆる要素が混じり合っていくのか期待していて見ていたら、ずっと交わらないというまさかの群像劇ドキュメンタリー。こんなの見たことない。

その交じらなさが、移民への無関心や、それぞれの登場人物の移民問題との関わりが過去未来においてどのようなものがあるにか勘ぐりたくなる。
さらに断片的な島の人々の日常しか見せられないため、想像力が刺激される。船乗りになるであろう男の子が大人になって海へ出る時、まだ移民で海が燃えているのであろうか。
移民についての話ではなく、あくまでも移民が現実に存在している世界の日常の話。これをどう受け止めるかは、世界に住む我々の捉え方なのだろうか。
Momo

Momoの感想・評価

3.5
同じ島での、命がけで海を渡ってきた難民と淡々とした島民の日常。あまりにも景色が違いすぎて、これらが隣り合わせということがわからないほど。
deadcalm

deadcalmの感想・評価

3.9
アフリカからの難民の漂着がほぼ毎日のように起こっている、南イタリアの島の話。
難民の漂着が、まるで雪か霰でも降ったかのような程度の扱いで日々のニュースに埋め込まれている島民の日常と、漂着した船の地獄のような状況を静かに対比する。

漂着する船は地獄そのもの。渡航中に溺死した3歳のシリア難民の男の子の遺体の写真が世界で話題になったことがあったが、ここには毎日のように、何人も何十人も、死体と病人とギリギリ生きてる人間を限界以上まで詰め込んだ船が辿り着いてくる。

始終演出を抑えているので淡々と始まり淡々と終わるが、それだけこのような地獄が日常と地続きになっているこの場所の異様さの現れにも見える。

もちろん海の向こうの本土ではいつもすべてが大変なことになっているわけだが、のどかな南イタリアの美しい風景と沿岸の救助隊の生々しい働きぶりの対比は、「あっち」と「こっち」の境界線が想像以上に薄く細いことを感じさせる。

でもこの映画のポイントはその距離の近さそのものにはない。すぐそこに接している2つの世界の界面にある「張力」を写しだそうとしている。接しているのに、見えない張力の働きでどこまでも交わらない層。この力の正体を我々は本当に理解しているだろうか?自分にはうまく説明できる気がしない。
上旬

上旬の感想・評価

3.7
ポスターの少年、おばさんかと思ってた。これは素晴らしく芸術的であり社会的なドキュメンタリー。

舞台となるランペドゥーサ島はアフリカに一番近いヨーロッパの島で、アフリカからの難民が毎日のように着く。その様子とそこで働く医者の男性、地元のラジオ、島で暮らす少年(と家族)の日常が平行して進んでゆく。

少年たちは少年たちの日常があり、何事もないかのように暮らす少年たちは我々でもある。難民や今では香港のデモなど大変なことが起こっていると分かっていながら何もできない(と思っている)人々。これは日本に暮らしていても他人事ではない。
こういうのが日常なのってヤバイな。都市と文化の授業で移民難民のドキュメンタリーとか関連する映画結構見たけどこんだけ隣り合わせな問題を今までちゃんと知らなかったのもヤバイな、自分。っていうか日本逃げてていいの?人間の命の対価としてちょっとくらい犠牲払ったっていいんじゃないの。と思うけどなあ。など考えました。
金曜二限も良い授業でした。無遅刻無欠席エラかった、自分。
こういう風に映画仕立てにしないとみんな関心持たないってことだよな
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.5
流石ベルリン国際映画祭最高賞と言うべきか。ドキュメンタリーというジャンルで初の最高賞らしいけど、難民たちの悲劇と少年の生活が全く交差しなくて唖然。そもそもドキュメンタリーなのだろうか、これ。少年の母ちゃんが作るスパゲッティが美味しそうだなぁぐらいしか思わなかった。ごめん。銃マネ上手
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