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河内カルメンのlagのレビュー・感想・評価

河内カルメン(1966年製作の映画)
3.8
花を一本咥えて谷底の坂道。次々と人ん家へ取っ替え。魚眼と滑らか水平移動から正面を睨みつける。荘厳な舞台装置。ばらまく札束を止め絵と逆再生。蓋開けて不動滝を見下ろし炎と前髪の切間。夢に取り憑かれてもあっけらかんと眼力で強かに。

金使い込んでクビになって相合傘から専業主夫になるおっさんとアパート。黒縁眼鏡の口直し。初恋の人と再会して掘建て小屋。ホステスとファッションモデルで銭稼ぎ。坊主と情事の母親にレズの先生の二階建て階段。ちょっと身体貸しただけで自分のものだと思いやがる。恋人には物足んないが友達としては最高。
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