Eriko

メットガラ ドレスをまとった美術館のErikoのレビュー・感想・評価

5.0
◾️アンドリューボルトン
華やかな大舞台の裏側で、自分の仕事に、同僚たちに、ドレスに、そして芸術に愛情と熱情をそそぐ主役。
今でも、17歳の頃から夢見た仕事をしている自分を、そしてこの環境を不思議に感じるといった彼の目は、セレブリティたちが身につけているダイヤモンドのように輝いていた。
この映画のポスターになっているシーン、張り詰めた緊張感にあふれていたけど、いちばん好きなシーンだった!

◾️アナウィンター
やっぱり大好き。憧れる。
こんなにもたくさんの人が彼女についていくのだから、きっとファッションに対してだけでなく、部下たちにも愛を持って接しているんだろうな。
時折見せるキュートな笑顔と、ちょっとした冗談まじりの激励を励みに、激務に耐えているんだろうなぁ。
いざ自分のボスがこんな人だったらハートがもたないけど、自分の環境と比べて、やっぱりいいなぁ、うらやましなぁ、という気持ちが止まらなかった。
こんなかっこいい人、世界にいたんだ。
でもやっぱり面白い、ベンティサイズのスターバックス。これも、あの映画のアンハサウェイのように、誰かがきっと両手にかかえて出社しているんだろう。
デニムにフラットシューズのアナ、かわいかった。

◾️ビルカニンガム
ずるい。
予告なく笑顔のビルをうつすのはやめてくれ。
これだけで涙が出てしまうから。
ただ背が低いだけなのか、ただおじいちゃんだからなのか、それとも彼の人柄がそうさせているのかわからないけれど、画面にうつる彼はいつもいつも低姿勢。
彼を上から見つめる人々の目もまたあたたかくて、なんだかもう。
ずるい。

◾️リアーナ
キメッキメ!最初から最後までキメッキメ!
と思ったときにうつる無邪気な笑顔にやられた。
ハートを射抜かれるとはこういうことなのか、と思うほどのはじけんばかりの笑顔。
ありゃずるい。
ますますリリが好きにってしまった。本当にバッドギャル・リリ。

◾️クロエセヴィニー
大好き。その一言に尽きる。
わたしの携帯に保存されている写真の枚数ランキング一位のモデル。(知らんがな)

◾️マイケルコース&ケイトハドソン
マイケルおじさんが、
これはいついつ、誰がいついつ、作ったドレス!
僕はなんでも知ってる!アピールしていたのがとってもとっても可愛かったけど、
何よりケイトハドソンはいくつになってもそこにいるだけで周りが明るくなる笑顔。
ほんと好きだなーー。

◾️カールラガーフェルド
座り方が気になりすぎて何も耳に入ってこなかった。笑

そしてやっぱり気になるのが、携帯を手放せないセレブとは誰のことなのか。


胸いっぱいな帰宅中、
パッと思い浮かんだ方々はこの人たち。

すごく幸せな時間だった。

原題は"The First Monday in May"
今日がまさに5月の第1月曜日。
今日まで、というかニューヨークだから明日まで、汗水たらしてこの日に向けて準備をしているプロフェッショナルたちがいるのだと思うと、なんだかわたしも仕事を頑張らねば!
という気持ちになった。

月曜に見て正解。

やっぱり、プロフェッショナルたちはかっこいい。


明日の大舞台が大成功に終わりますように。

それにしてもビル。。。
天国で笑顔でいるかしら。we miss you Bill Cunningham...
Eriko

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