今年のメットガラがどう考えても最強だったので見た。
ドレスはアートになり得るのかという議論では、キュレーター／デザイナーで意見が割れていたり、そもそもアートとして扱われるようになったのが最近だったり…
この映像で題材となっているもの全てに疎いため、知らないことが多すぎて面白かったな。
(この前ロンドンへ行ったときバレンシアガ展を覗いたけど、そういうのも比較的新しい概念だったのか…となりました)
一晩だけのために8ヶ月もかけて用意する人たちの半ば狂ったようなファッション≒アートへの執着心みたいなものが、展示するドレスの裾の位置を何度も直すアンドリューさんの姿に象徴されていて、とても良かった…あんたはすごい……
アリシアキーズと会場を周りながら「これは僕が作ったやつ」とか、「これは1925年くらいの…」とか、「これがファッションの歴史！」とか言ってはしゃぐゴルチエの映像は、キュレーターの努力が報われた瞬間でもありなかなか感動的ですね。
何はともあれ、リアーナのパフォーマンス中にガム噛みながらダルそうなノリ方してるブラッドリークーパーと、めちゃめちゃ歌ってるカーラデルヴィーニュが最高
