リンゴォロードアゲイン

ある戦慄のリンゴォロードアゲインのレビュー・感想・評価

ある戦慄(1967年製作の映画)
3.7
いかれたチンピラのジョーとアーティが深夜3時過ぎの電車にて、乗り合わせた乗客達に次々と絡みだし恐怖を与えるという話。

これだけの話ですが面白かったです。

MC.ジョー、アシスタント.アーティが贈る「深夜、戦慄のトークショー」っていうTVショーを観てるみたいでした。

16人もいる出演者(被害者)に次々に絡んでいくMC.ジョー。尺的に大丈夫かって思ったけどきっちり全員に絡んだジョーの立ち回り(縦横無尽)ぷりは見事。

ガヤを入れる出演者(被害者)をなだめる(羽交い締め)にするアーティのタイミングもgood。

セット(当時の鉄丸出しの電車がまるで監獄みたい)も良かったです。

なだれ込んできた時の警察の行動もちょっと笑っちゃいました。

出演者(被害者)達が順番に舞台(電車)を降りるラストシーンがなんとも言えない余韻が残り好みの番組(映画)でした🚃

辛子蓮根。