ある戦慄の作品情報・感想・評価

「ある戦慄」に投稿された感想・評価

otom

otomの感想・評価

4.6
電車の中で起こったら嫌な事ランキングでぶっちぎりで一位になるであろうシチュエーションを映画にした一本。深夜の電車に乗り合わせた人々の中にトニー•ムサンテと若き日のマーティン•シーンの最悪のDQN2人組が乗ってきたお陰でお通夜会場と化した車内。嫌な空気全開で突っ走る状況を打開したのが田舎者のオクラホマ男と云った辺りも面白い。傑作。
Katongyou

Katongyouの感想・評価

4.0
これは凄かったなぁ。。画面から目が離せなかった。これゲリラ撮影なのか。。悪役2人もそりゃ見苦しいものだったけど、乗客2人の喧嘩も見苦しいものに見せてく腕前は上手いのなんの。で、同時に自分もこの空間にいたら??と問題提起もしてくるというね。最後のラストの後ろで起こる取り押さえが一番戦慄しちゃったかも。。マジで??っていう。後、最初にかかる音楽は誰なんだろう??超かっこいいんすけど。。
popo

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4.3
マンハッタンへ向かう電車へ怒りや不安・寂しさ等をもった者が乗り合わせてゆく。やがてその中の2人のチンピラは、無抵抗な乗客のひとりひとりに難くせをつけ始めるのだが。。。

自分の醜い部分を見せられている気持ちになり、自分自身を改めて問うイイ機会になった。
NYの地下鉄の同じ車両に乗った乗客達が、オヤジ狩り帰りの不良2人に絡まれまくり、降車することもできず、恐怖の旅を強要される社会派密室スリラー。60年代後半のモノクロ映画。不良のかわいい方が当時新人だったマーティン・シーン。当時の危険なNYの世相や社会のギスギスした嫌な空気がそれぞれ訳ありな登場人物たちの人間模様を通して浮かび上がってくる。まぁ、今なら乗客みんなで写メと動画撮ってSNSにアップして社会的に抹殺できるんだろうけどなー。
2019.1.20 DVD(字幕)
深夜のニューヨーク、高架の上を走る地下鉄。『フレンチ・コネクション』(1971)などでお馴染みの電車。
そのうちの一つの車両に実に様々な人々が乗り込んでくる前半。
若いカップル、子連れのファミリー、老夫婦、ゲイ、黒人夫婦、軍人、酔い潰れたオヤジ…

「さあぁ~て、これだけ集めてどう料理してくれるのかな?」
最後に乗り込んで来たのがチンピラの二人。
「さあぁ~てどのように引っ掻き回してくれるのかな?」
と彼らが乗り込むまでは興味津々の展開でした。

結末は酷いものです。
見て見ぬふりを観てもねぇ…
気分が晴れません。

ジャケットが何故かカラーですが白黒作品で深夜のニューヨークを走る地下鉄が実に魅力的に撮れていていただけに残念な後味でした。

マーチン・シーンがチンピラの一人としてスクリーンデビューを飾っています。
随分な役で登場して来たものです。
Rosso

Rossoの感想・評価

4.0
フォロワーさまがレビューしてるの見て、「あ、これ絶対僕見なきゃいけないやつ」センサー発動したので視聴へ。

は〜〜〜なんやこの完成度。
胸糞皮肉が際立ちすぎている、せっかく“5パーセントの奇跡”で人間って素晴らしい!みたいな前向きな気持ちになったのに、またこれ人間に生まれたことが恥ずかしい...ってなるやん...

冒頭のジョーとアーティの横暴な振る舞いで開幕殺意100%よ、仕事やプライベートのよく分からないモヤモヤした気持ちとか全部殺意に上書きよ強烈。

約半分使う乗客背景描写の後の密室電車どちゃくそワールドはほんとこれみなさん仰る通り社会の縮図であり人間の弱さをまじまじと見せつけられましたね。
計算され尽くした乗客の種類及び質と動けない醜さや下手な動き方やもうもうもう見てください。笑

いやしかしこれ何年前に撮られた映画よ、白黒だぜ白黒。
半世紀経ても皮肉さが沁みる〜って本当に人間という生き物の限界を感じますね。テクノロジー発達させてもお前ら自身の本質は何一つ変わらないなって。

はあ〜〜〜〜〜絶望(褒め)
なつ

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4.5
震え上がりました、私。
こういうのが本物の“怖さ”。
電車内で、二人組男性が車内の人達に難癖をつけまくる…
ワンシチュエーション心理サスペンス?。
この二人組を演じた役者が二人ともキレッキレの演技で怖さ増長。
ものすっごい不快感、半端ないリアル、皮肉てんこ盛り。
電車内の人達は、この世界の縮図なんですよね。
イジメですね、イジメの世界。
そこに私も居てるようなもんやもん。
それがほんと怖くて、戦慄しっぱなしだった。
Aika

Aikaの感想・評価

3.8
真夜中の地下鉄に乗ってきたのは粗暴なチンピラ二人組。
彼らは乗り合わせた乗客達に執拗に絡み始める。

「ゲットアウト」の居心地の悪さと
「ファニーゲーム」の得体の知れない恐怖を兼ね備えたような不快感100%ムービー。

様々な人種や年齢の乗客達。他人には決して触れられたくない、触れてはいけないところをあえて指摘し煽ってくるチンピラ達。
それに対する反応は様々だけど、共通するのは全てネガティヴな感情だということ。
怒り、妬み、失望、偽善、敗北感、無力感…こんな感情でいっぱいの車内はまるで燃料タンクのよう。緊張感漂う中、いつ誰が発火源となり爆発するのか。

クライマックスは突然やってきてカタルシスはある程度得られるものの後味は悪い。そしてオマケにもう一つ気分が悪くなるものをさりげけなく目撃させられる。観客を決して気持ち良く帰らせるつもりはないらしい。

最高に厭らしい作品。褒め言葉です。レビュー書いてるだけで思い出してイライラするほど笑

チンピラの一人は若かりし頃のマーティン・シーン。イケメンですが人間ではありません。
nknskoki

nknskokiの感想・評価

4.3
密室の電車に酔っ払いが乗ってきて乗客が嫌がらせを受ける
人間心理の縮図を電車というワンシチュエーションで見事に切り取った傑作

こういう、ルールはシンプルなのに出来上がった内容は多様な映画が大好き

映画は、フィールド(場)を与えてそこに人間(因子)を放り込むだけでとても面白いものができる
小さい頃は虫カゴ(場)にバッタ(因子)を入れるだけで一日中眺めることができた

サッカーだってフィールドと選手だけでエキサイティングな展開が作られる
映画に限らず何かを作る時のメソッドは本当にこれだと思う

「たとえ妻でも間違ったやり方を正しいとは言えない」
aoi

aoiの感想・評価

4.4
深夜に唸らされた!面白い!

クレイジーなようでメッセージ性はストレート。
倫理もクソもない酔っ払いの若者二人が、電車で乗り合わせた乗客に絡みまくる。
あの場にいた全員がまともじゃないように思えた。
乗客ふくめ、あの空間に戦慄を覚える。

見て見ぬ振り、中途半端な優しさ、押し付け、、
どれも醜くてあの空間に最善の対応はなかったし、答えは見つけられなかった。
ということは、実際に自分がこういう出くわしてもこの醜い対応のどれかを取るんだろうか。

でも、誰もに自分の生活があり、悩みがあり、真っ当に生きてるようで紆余曲折のまっただ中にいる人たち。
それが冒頭で描かれてることで、現実を突きつけられてるようだなぁとおもったり。
横柄な黒人だけはマジで嫌な奴すぎていけ好かなかったけど、途中から不憫すぎてかわいそうだった。

でも無邪気に包帯巻きつけるアーティはかわいかった。イケメンって得
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