青春ドキュメンタリー作品だった。
最初は「100キロってそれほど長いか??」と思っていたけど、途中のハプニングを考慮するとやっぱりスゴい。
崇拝する女人と交わるために満身創痍になりながらも、ひた向きにゴールを目指すケイ君の姿が眩しく見えた。
内容は2時間の構成上、ほとんどケイ君のランニングシーンばかりになるのは仕方が無い。だけど、だからこそ、ラストシーンは物凄く盛り上がるんじゃないか、怒濤のクライマックスが待っているんじゃないかと期待しつつ、眠い目をこすりながらフレンズと鑑賞。
しかし、その期待を裏切るかのような演出で不完全燃焼なままエンドロールを迎えてしまった。あの部分は重要じゃないか?というシーンがことごとくカットされていて情緒があまり感じられなかったのが遺憾。
なんとも言えないモヤモヤが残る。
「独りで見なくて良かった」というのが正直な感想。