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透明人間のひよこ映画垢Twitterのネタバレレビュー・内容・結末

透明人間(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

世界的権威の光学者はモラハラであり支配したがる性格であった。
耐えきれなくなった主人公は、妹に協力してもらい家から逃げ出すことに成功する。2週間後、黒人警察官の家に御世話になっていた彼女は、追いかけてくる恐怖から外出が出来なくなっていた。
そんな時、光学者の彼が手首を切って自殺したニュースを妹が知らせてくれ心が解放された。遺産の相続が主人公宛になっていると学者の兄弟でもあり弁護士でもある男が現れ、主人公はお金持ちに
しかし、ハッピーになっていた彼女の周りで説明出来ない不可解な現象に襲われ家族とお金、信頼まで奪われてゆく…。
目に見えない“誰か”
果たして、それは妄想なのか?
はたまた、透明人間なのか?


こんなあらすじになってるかな!
逃げ出す所から物語は始まり、徐々に彼が主人公に行っていたモラハラが明らかになり異常性に恐怖を感じる。
お金目当てに近寄ってくる女は沢山いた
しかし、主人公のように避けようとする女性はこれまで居なかった。それがプライドに傷が付き執念と化していたのかな
ストーカーと化した、彼の追い詰め方には胸糞が悪かった。
たとえ、それが真実だとしても人は目に見えないものは信じようとしない。
それが、わずらわしくて仕方無い‼️
信じてよ!と思うけど周りは精神疾患を持っていると思うよね。主人公を演じた「エリザベス・モス」さんの演技力も素晴らしかった。良い意味で本当に精神患者のような豹変ぶりは怖かったね
必死では居るんだろうけど、何も知らない人がこのシーンから見たら絶対ヤバイ人だと思うだろうし…。最初から見ていたら必死に訴えてる!って伝わるけど
それくらい見方が大きく変わるほど上手だった

中盤まではスリラー要素があり、そこに誰かいるのか?と思わせる意味深なカメラワークや突然、現れる透明人間の足跡やペンキによって浮かび上がる体
思わず、わぁ!wって驚いた

精神病院のシーンからはアクション要素が強くなり、銃撃戦や同監督作品「アップグレード」を思わせる回転するカメラワークが登場する。

普通に血は出るし、首スパーからの血がブシャーあるので一応、それが苦手な方は注意です!
ドラマ要素もしっかりありそれぞれの人物像も際立たせてくれるしリーワネル監督らしい予想外の結末を見せる脚本❗やはり素晴らしい🙄

最後はちょいと個人的にはモヤモヤとした胸糞を感じてしまった。スッキリするかもしれないしそれが当然な行為なのかもしれないけど…。そこは好き嫌いある