Fukumi

透明人間のFukumiのレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
3.5
サプライズ!
久々の邦題ズッコケ作品でしたが、話は良き。入り込めました。
透明人間になる理屈とか、理論なんて一切関係ないし、でてこない。そんな難しいことどうでもよい。焦点は、ただただストーキング怖いねってこと。

最初は妄想系の心理的ホラーかと思って見てました。
リビングでぶん投げなれるまでは。
え、ガチの透明人間おるやないかーい!そこから主人公は、めちゃくちゃ追い込まれる。精神的に追いつめられ。どんどん続きが気になり。久々に早く早くと次のストーリー展開を待ち望みながら、一手一手にドキドキしてました。

主役のエリザベスモスの悲壮感しかない演技ぷりは拍手!中肉中背でとびきり美人でない女優さんの最後のあのシーンはうなりました。あれ、1番最初に撮ったんですって。素晴らしすぎる。そして私失礼すぎる(@_@;)

彼からの異常束縛の描写がもうちょっとあれば、もっと感情移入できたなぁって個人的には思いました。
なぜ、そんなにも怯えているのかが、ほぼ想像力を働かせる感じで。描写なし。監視カメラくらいでね。

目に見えないものと戦うってほんと不利なのに、凄い頑張った!

最後のシーンがほんと好き。サスペンスの極みやね。
目には目をってね。
Fukumi

Fukumi