透明人間のあいのネタバレレビュー・内容・結末

本題の透明人間が出てくるまでのテンポが遅くて退屈に感じるが中盤から展開が急に面白くなる。

主人公の夫がソシオパスの科学者で身体が透明になるスーツで透明人間になっているところは設定的に現実とかけ離れ過ぎてしまうと一気にB級感が漂ってしまうので設定的にもあまり無理がないし透明人間という話の中で本作が1番名作なのではと思ってしまった。

協力してくれる友人や妹との関係性を悪化させて孤立させるやり方は、かなり頭が良くて敵にしたら敵う気がしないし、やられっぱなしになるのでかなりフラストレーションが溜まるし「透明人間」の中の人が怖くなる映画だと思う。
どんな最先端の技術も操る人間の手にかかってるんだなと考えさせられてしまった。

妹さんの殺害シーンが今まで見たことない方法だったので、かなり衝撃だったし、さすがブラムハウスだった。