ラストはちょっと読めましたが、不安を煽ってくる固定画と間の取り方がすごく好きでした。良い不安感。
画の余白の撮り方もうまく、そこに“居る”のか“居ない”のか胸がザワザワする感じも良かった。
加害者が透明人間であるが故に主人公が傍から見たら本当に心神喪失や妄言の類に見えてしまうのが恐ろしかった。DV被害者のトラウマを透明人間として描いている感じなので恐ろしさの中に苦しさを感じます。
見えないのに“居る”のが分かる音の演出、テレビだと分かりにくいもしくは聞こえない可能性もあるので興味のある人は円盤待ちより劇場鑑賞をオススメしたいです。