隼也

透明人間の隼也のレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
4.2
【透明人間になってもやることは復讐ただ一つ笑】

プラムハウスからまたも良作ホラー映画。リーワネル監督は結構好きなんだけど、このアプリで検索かけるとバイバイマンというホラーの中でも嫌いな(クソな)映画がヒットしてしまうのでやめてほしい笑笑


透明人間vs人間のようでホームアローンな感じをイメージしていたのだけど(予告見てない)しっかりとしたホラーテイストに着地点がわからない構成はさすが。アップグレードの時も思ったけど、ふと話逸れたなーて思った時からが本題だったりする!
後半から主人公がみえている程で話も絵も進んでいくから、見えないけどそこにいる彼を想像してしまうのもうまいなぁと笑
後から予告観たんだけど、予告にもあるような息や、手形、気配、見えてはないけど確実にそこにいると思わせる演出が面白かった✨
定点カメラ好きだな、意味深に何もないところ映すのもこの映画にとっては良い演出になってる。

見えない恐怖というコンセプトとして透明人間の動機もわからない方が面白い場面もあったが、少し彼のバックストーリー的なものも冒頭らへんで匂わせたり描写して欲しかった。全て誰かの語りで説明されてるからか、あまり説得力がない気もするし観客側からも性格が少しでも見えていた方がもっと怖がれたかなとも思った。
そして主人公が遺産をすんなり受け取ったとことか、今まで隠れてた透明さんが急に雑に動くようになったりと所々惜しい場面が目立ってたかな、もっと完璧にして欲しかったまである笑笑

映画館で観るには結構ドキドキするし、声を押し殺して見るような場面もあるからこれはオススメ〜
隼也

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