支配欲の強い天才科学者の彼氏エイドリアンから、妹の協力もありなんとか逃れたセシリアは親友の警官の家で匿ってもらう。ある日、セシリアはエイドリアンが亡くなったことを知る。全てから解放されたと思うが、不可解な現象が起こっていくセシリアは追い詰めていくホラー映画。
今まで透明人間側を主体に撮られていたけど、今作では被害者側を主体に撮っているのでさまざまな恐怖が上手く組み合わされていて、非常に怖いがすごく面白い映画になっていた。
まさに、ジェットコースターのようなホラー映画で、特徴的な音やカメラの撮り方によって圧倒的な緊張感が演出されていた。
見ている時は正直疲れるほどハラハラさせられるが、見終わった後に振り返ると様々な工夫にすごい映画だと感動させられた。
上映中、斜め前のおじさんが「ギャー」っと叫ぶほどの怖い映画だが、あの音、暗さから感じる怖さは映画館でしか感じられない、絶対映画館で見るべき映画だと思う。
DVやストーカー、見えない敵=SNSのような要素も含んでおり、単なるホラー映画ではなかった。
ホラー苦手な人はおすすめできないけど、最近見た映画の中では一番良かったかも。
見終わった後に、必ずどこが一番怖かったかと話し合いたくなる映画。