芹沢べん

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルの芹沢べんのレビュー・感想・評価

4.2
インディージョーンズ最後の冒険を映画館で見ることができてよかった。

ハリソン・フォードがこの年になってインディージョーンズを演じてくれるだけでありがたいよなあ。

冒頭、若き日のハリソンフォードが最新技術によってよみがえるが、これがまたまったく違和感がなくて驚き、バリバリ当時なみのアクションをしてくれて、驚いた。
時がたちすっかり老いぼれになったハリソン・フォード、だけどどこかかっこいい!インディージョーンズがかえってきたんだなあという感動があった。

全体的に絵の取り方やアクション、要所要所のコメディ部分もインディージョーンズみあふれており、小気味がよくライド感があって心地が良い。
いろんな乗り物でのチェイスシーンが多くて楽しかったです。

今作のパーティは インディーと冒頭の時登場した博士の娘、娘の相棒のスリのガキ。 3人で運命のダイヤルを探し出すというお話でした。
この娘もかなり勇敢でかっこよかった、個人的にはかなり好きでした。
子供もなんだか二作目を思い出すなとか思ったりして、要所要所でいい役でした、最後飛行機飛ばすのも好きだ。

悪役はマッツミケルセン、相変わらず何やらせてもいいなあ。
今作はめちゃくちゃ悪役って感じのオーラはないかったけどとても存在感があってよかったです。 
取り巻きのやたら銃ぶっ放すやつとやたらたとガタイのいいやつがけっこう印象深くて容赦なさ感が怖かった。

今回のいわゆるオカルト要素のあたりは過去作ほど派手ではなかったイメージだけど個人的にはかなり面白かったな。

最近の大味つけな映画がどちらかというと好きなので、今作は結構それにくらべたら地味なんだけど、やっぱりインディージョーンズ(ハリソン・フォード)がその年になっても冒険をしている姿がスクリーンで見られただでもとてもうれしい気持ちです。
芹沢べん

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