インディに悲壮感が漂っていてもいい。それも味だし、歳を重ねるとはそういうものでもあるのかもしれない。だが、これはインディジョーンズなんだ。徐々に冒険への情熱を取り戻して目を輝かせるインディが見たかった。こんな閉塞した時代だからこそ、インディのユーモアが必要だったのに。時代が辛気臭いからだろうか。コンプラだか炎上を過度に恐れて閉塞感がたまらない。。誰もが他人の目を気にしていて。また、cgを多用しすぎており興醒めしてしまった。あのパレードの街中もcgだろう‥そして肝心のアクション場面も夜にする必要はない。明るい中でのアクションがインディじゃないのか？？
以前の3部作はcgは最低限におさえられ、実写がメインだったはずだ。俺たちが観たいのは、cgまみれの映像ではなくて、実写なんだよ。トムクルーズがそれを証明してるじゃないか。あとはバンデラスも一緒に冒険に連れて行って欲しかった。一瞬で撃ち殺されるって、そりゃあないぜ‥。とはいうものの、最後の展開にはワクワクした。インディ、過去に生きないでくれ。インディ自身の生き生きとした姿をもっと見たかった。俺はそれだけだったんだ。それだけのことが、なぜ製作陣はわからない？？なぜなんだ？
