しんちゃん

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのしんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

〜インディ・ジョーンズは不滅です!〜

ルーカス/スピルバーグ革命を若き日に経験した私たちの世代にとってこのシリーズの最終作は見逃せません!
そんな大きな期待を裏切らない快作だったと思います。

まず若き日のナチとのお宝争奪戦。爆走する列車内、上でのアクション!ハリソン・フォードの顔が異様に若いことに、しばらくたってから気がついた😅 CG技術はすごいね👍
一気に時代が飛び、幾多の冒険をくぐり抜けてきたインディも大学を定年退官する日に。そのインディの境遇は寂しいもの。大学では生徒たちに相手にされず、同僚たちからも厄介払いみたいな扱いされています。さらには最愛の一人息子は戦死し、妻のマリオンにも逃げられる始末。冴えないシニアの典型みたいな彼の前に旧友の娘とそれを追う謎の組織が現れてから、あれよあれよという間に再び大冒険が始まります❗️
ここから先はいつものインディ😀 
冴えなかった風貌もいつの間にか凛とし、かつてほどではないもののキレキレのアクションを魅せます。
お約束のカーチェイス、洞窟探検、蛇🐍との遭遇、飛行機✈️内アクション・・。
と、ここまではいつも通りでしたが、なんとびっくり🫢のタイムスリップで古代ローマの戦場に😂
最後は最愛の妻マリオン(第1作のヒロイン、カレン・アレン)も戻ってきて、思わず落涙のジ・エンド。
マッツ・ミケルソンは適役。

ルーカス/スピルバーグコンビの最大の功績は、ヌーベルバーグやアメリカンニューシネマの隆盛でリアルな現実が描かれる傾向の強かった映画を再び「活劇」にしたこと。そのシンボルとも言えるこのシリーズが、後の映画に与えた影響は計り知れません。これまでもこれからも。
そう、インディ・ジョーンズは不滅なのです。
しんちゃん

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