シリーズ4作目でさえ観られると思ってなかったので、５作目のニュースを知った時はかなり驚いたし、ハリソン・フォードの年齢を考えて「大丈夫かな？」と心配してしまったりで純粋に喜べなかった自分がいた。
でも悪役にマッツ、しかもナチ軍属の科学者役と聞いたとたんに楽しみになった現金なヤツです…笑
シリーズ前作レビューでも書いた通り、ハリソンは初めてファンになったハリウッドスターなので、今の映像技術を駆使した冒頭の若い頃のインディは懐かしく胸がじんわり温かくなった。ただそこにマーカスがもう居ないのはちょっと寂しいと思ったけど。
ただ、あの帽子被って鞭さえ持てば、老いていてもインディでしかない説得力はさすがだ！とも。
今作のインディは時代の変化もあって、大学での講義の様子も変わってしまい、マリオンとも疎遠になってるようで孤独で偏屈な老人になっている描写があったので、終盤の展開でインディが下した決断にも説得力があったと感じたのだけど、映画ラストはシリーズファンならほくそ笑んでしまうシーン。シリーズファンへのプレゼントだとも思える色々なネタも嬉しかった。
あとなんと言ってもマッツ！結構最初から最後まで出ずっぱりで、眼福でしかなかった役どころ！もう感謝しかない。
どうもマッツ自体がインディのファンらしく、１作目のビデオを繰り返し見た事や、撮影現場のセットで初めてインディ役のハリソンに会った時の感情とかをインタビューで知って、さらに好きになりました。勝手に同志的感情を持った笑
シリーズファンとしてはやっぱり１作目が最高だし３作目が一番好きなのは変わらないのだけど、今作はシリーズ最後としては大正解だったとも思う。
