Nana

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのNanaのレビュー・感想・評価

3.9
インディ・ジョーンズシリーズの最新作というか最終作?
私的には、最初のレイダースくらい楽しめた作品でした。

予告編を劇場で見た時、ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」がBGMに使われていましたが、それはcmだけだったみたい。
急に続編なんか作ってトップガンが流行ったから?って邪推してた私が悪かった。劇場で見たかった。

今回は監督がスピルバーグではありませんが、過去のインディ・ジョーンズシリーズへのリスペクトが随所に感じられます。
ていうか、インディ・ジョーンズシリーズの全部を盛り込んじゃったみたいで、多少盛りすぎかも。

インディの冒険は列車版、ニューヨーク版、モロッコ版、海版、洞窟版、飛行機版、タイムトラベル版と、もりもり。
昔のインディでは使われなかったCGを使うことで、より迫力ある映像が見られるし、若き日のハリソン・フォードも見られる。

今回に限り、これはアリかもしれないけど、この作り方が許されるなら、CGにスターの顔を載っけて本人不在で映画になってしまう可能性があるので、そこは要注意かも。

ヒロインはフィービーウォーラーブリッジで、パパ(トビージョーンズ)が小さいのに、なぜ彼女がキャスティングされたか分からないけど笑 ドラマフリーバッグで見た時は「こんなクラシックな顔で下ネタコメディとか似合わない」と思ってましたが、今回の役はすごくあってました。
彼女の相棒役でヒゲの少年が出てくるんだけど、もっとかわいい子使えばいいのに?

前作で突然登場した息子はナレ死してましたが、奥さんやサラーは登場。カメオ出演的に無駄にアントニオ・バンデラスも出ています。

これだけもりもりにする必要があったのか疑問だけど、インディ愛を漏れなく網羅するためには仕方なかったのかな?
ハリソン・フォードも脱いだら爺だけど、パパ・ジョーンズ博士みたいに、渋い役で次にバトンを渡してくれたらいいな。
Nana

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