2017年劇場観賞23作品目
原作ファンとしては羽海野先生の世界観が丁寧に映像化されていて作り手の想いみたいなものが溢れ出していてとても感動した。と同時に海野先生がいかに丁寧にこの世界を描き出していたのかという部分を改めて目の当たりにし、その美しさや優しさ(時に暗く、激しく、寂しく、でもやっぱりどこか暖かい)にぐっっっっときた。
キャラクターの再現度は100億点満点。(そしてB級以上の棋士のイケメンに次ぐイケメンのアップに悶え)髪型やまつげやひげ、体型、小道具の細部まで言うことなしでしたが、それを生かす役者陣の血管の表情まで演じきる演技には作品の途中でスタンディングオベーションしたい気持ちでした。
個人的にひとつ気になったのは音楽含め、音の演出はやや過剰で時にセッション、時にロードオブザリングを観ているようでした、、、あそこまで分かりやすく音を入れなくても十分すぎる程伝わるのでは。。。役者の演技をやや殺してしまっているような印象をうけました。
続編楽しみすぎィ。