カトリナ

3月のライオン 前編のカトリナのレビュー・感想・評価

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)
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「広く見渡して最善の道を探せ」青年誌に連載中の漫画らしく青臭く男たちが戦う話…に留まらず恋愛、家族問題等幅広く扱う将棋物語。言ってしまえば基本心が揺れてる人たちの集まり。コマとコマを繋ぐほんわかしたコミカルな可愛らしい部分が好きなのだが割愛されており全編通して写実的で真摯な作り。しかし3月のライオンぽさはその徹底した配役(デフォルメ感とリアル)や照明やテンポで世界は構築されているのでありのままな安心感はある。神木くんは神木くんてより桐山零で蔵之介は蔵之介ってより島田さんだったし二階堂が熱い男で概ね満足。

なかなかいいと思う
前編は「個の戦い」天才の孤独
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