3月のライオン 後編のかほのネタバレレビュー・内容・結末

前編は原作の良いところ大切にしながらも、原作ではあまり描かれなかった零の幸田家での暮らしや香子と歩の辛さなどオリジナル部分も割りと良かったのに…。
後編は原作改悪の見本市みたいじゃないか『秘密』よりはマシと思いながら鑑賞したよ( ･᷄ὢ･᷅ )

ひなちゃんの虐め問題サラッと描き過ぎだし、妻子捨男の最低さ半減させちゃって逆に原作では冷静に妻子捨男と対峙した零を酷く描き三姉妹との距離作るなんて…。
後藤九段と香子の関係も原作では曖昧な感じで描かれていたし、奥様勝手に殺すしさぁぁ💢香子も後にもう少し大人になったのにさ。
宗谷名人の秘密知るのも、あの2人の特別な時間(と零が一方的に思った)があったうえでなのになぁぁ。

幸田と零の関係を原作よりも濃厚描きたかったのも分かるし、映画の終わり方も表題に掛けたかったのだろうが、全て↑の改悪のせいで蛇足にしか思えなくなってしまった。島田八段や二階堂、林田先生の出番が極端に少なくスミスの方が出ていたのでは？と思えてならない。
この監督と自分はやはり合わないわ。