ウェルテル

愚行録のウェルテルのレビュー・感想・評価

愚行録(2017年製作の映画)
3.5
女の子を弄んだ男が友達を思い泣いてしまうシーンを見て、やっぱこんな屑でもちゃんと死を悼む気持ちがあるという驚きに加え、愚かというのはこういうことなんだろうなと思った。人を傷付けるというのは愚か、気づいていないのはさらに愚か、そしてそんな人間が人間らしい行動をするとさらにさらに愚かに見える。
過去の恋人が後輩を叱るシーンもその視点で見ると、細部まで拘ってるなあと感じる。
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