ウェルテルさんの映画レビュー・感想・評価

ウェルテル

ウェルテル

デジャヴ(2006年製作の映画)

3.3

トローリーに一人乗るデンゼルワシントンくそかっこよかった、ほんでもってこの無理矢理な台詞、さすがに笑った。
一度でいいから犯行前にホシを上げたいんだよ!

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

2.9

タイトルも音楽も流れも平成初期の月9ですわ、というか月9が真似したのでは?

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.4

観た映画に出てくる少女が、明らかに自分と似ていて殺害されていたら、、、実生活にどれだけの影響を与えるか、その繊細さの一部始終があった。
アナはモノクロでは掴み切れなかった死の赤を間近にみたり、友達の死
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

2.9

きたろうの一人語りすごい良かった
酒飲む、飲まないのタイミングと冷笑の感じとか

ルノワール(2025年製作の映画)

3.9

なんかこう、はっきり心を動かされなかったのは既視感があったからかもしれない、どの作品とは言わないけれど、、、
何か媒体を通して相手の事解りたいってのはずっと変わらない、相手のことを解りたいって思ってい
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フライトプラン(2005年製作の映画)

3.8

ジョディフォスターが全く押しに負けずやたらめったらアタック、面白いよ

国宝(2025年製作の映画)

3.6

まず才能がある奴の苦悩は感情移入が難しいな、、、
スッと感動できなかったのは何でだろう、芸に呑まれるとか呑まれないとか、もう他人事なんだろうな

(2006年製作の映画)

3.4

上から幽霊降ってきて、一緒に桶の中に飲み込まれるという観たことないパターン
手を引っ張られるのが主流だろうけど、そこらへん裏切ってきた
てかまた役所くんは刑事なの?

カリスマ(1999年製作の映画)

3.7

また撲殺、、、妹が走り去った向こう側から桐山が走ってくるとか、森の中追いかけっこするとか、なんかまあこの頃の彼の作り方の気配がする

AREA(2021年製作の映画)

3.5

目の前から去っていく女性っていつもあんな感じ、男に余裕を持たせるだけの会話を促すことが出来るけど、本人はもう揺らがないものを持っていて、ちょっとやそっとで動かないもしくは決断がクソ早い
そして取り残さ
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.0

大人になるとこれが嫌で最初から人と関わらない選択肢を取り始める
どうしようと迷っているうちにもう人は去っていくのよ

モーニングセット、牛乳、春(2013年製作の映画)

2.8

子供の頃に、ほんとたまたま見た女性の裸だったり一部分でもそうだけど、まあ忘れられないよな
とはいえそれ映画にしちゃうの⁈

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.3

この無理矢理なプラトニック感、、、苦手かもしれない

トルソ(2009年製作の映画)

4.3

画角とか色とか、急に名台詞ぶち込んできたり、是枝映画なのこれ?と思ってたら撮影監督がそうだった。
トルソを眺めたり戯れたり、四肢のない人形に何を当てはめていたかはきっと本人すら分かってない。どこかで男
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イル・ポスティーノ 4K デジタル・リマスター版(1994年製作の映画)

3.8

南イタリアの雰囲気を堪能!最期の詩を聴いている時のパブロの表情に釘付け。
好きな娘に対して、出会い頭に突然詩をぶつけてスルーされたのなんかウケました。

天国は待ってくれる(1943年製作の映画)

3.6

初ルビッチ
ストーリーは理解できても所々の言い回しを瞬時に聞き取るのがやはり難しい、、、
あんなゴージャスな地獄があるもんだろうか

The Story of Souleymane(英題)(2024年製作の映画)

4.0

フランスの難民問題をドキュメンタリータッチで描いた作品。アカウントの又貸しやら、ホームレス専用のアコモとバス、知りもしなかったな。
最後の最後にリアルな話を聞かせることで、あのチャリのスピード感やお金
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

3.5

法律の話とか微妙な言い回しとか、英語になると途端にわかんない、、、道を聞かれただけなのに、なんか惹かれるものがあって立ち止まって話し続けて、、、そんな事例人生に一度はあってもいいじゃんと思うなあ
最初
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.5

「所与」の映画!自分の意思をもたず流れるままに着いていった先で何が起こるか。主人公が知らないことは俺だって知らない。だから映画を観るというよりは、見守るみたいな感覚だなー
演技やら踊りを観てもらうには
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憎しみ(1995年製作の映画)

4.4

Outstanding、More bounce, あとはファーサイドのdrop流れてきてめっちゃHiphopでした、まあそういう映画、社会の抑圧と自我!the world is yoursはナズの影響>>続きを読む

うしろの正面だあれ(1991年製作の映画)

-

かよこの成長譚かなと最初は思うくらい、なかなか軽快にストーリーが進んでいただけに、チャリのおじさんが撃たれたシーンでウッとなった、、、子供の頃、車に轢かれて血塗れで死んでいたグレーの猫のことを思い出し>>続きを読む

ジョバンニの島(2014年製作の映画)

3.7

おもちゃの汽車が別の部屋を通って戻ってくるあのシーン、すごい好き
俺だったら樺太だろうがとにかく生きて待つという方法を選ぶだろうな、損得なしで感情のみでは動けない大人になったなと実感

逆噴射家族(1984年製作の映画)

3.1

撮る側すげえ楽しかったんだろうな
泰国の息子が勝国
そういう時代

ポエトリー アグネスの詩 4K レストア(2010年製作の映画)

4.7

続かないバドミントン、、、詩を通した無言の対話と祈り
人物同士の絶妙な距離感と余白の数々
すごッ

シークレット・サンシャイン 4K レストア(2007年製作の映画)

4.5

赦しを与えるはずの人間が、先に赦されているという新しい展開を見た。それでも光は射すという考え方をするには少し救いが無さすぎたかもしれない。けど、辛いシーンほど全部どっかに光が差して何かがいる様に見えた>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

カーテンの色を決めるくらいしか自己意思で動けることのない生活。何か刺激が欲しかったのかもしれないけれど、子供はあっさり流さないで欲しかった、、、父親に会って話すシーンが短か過ぎて何を表現したかったのか>>続きを読む

毒親<ドクチン>(2022年製作の映画)

3.2

娘が死ぬまでの経緯より、これから母親がどう息子に接していくかが見たい。与えすぎた愛を反省してどう変わっていくのかな?問題点だけ示されても困るというか

虹の女神 Rainbow Song(2006年製作の映画)

3.2

なんでわざわざ水溜り入る?と思ったらその後虹のカットが来て萎えました

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.8

人と深く関わらないというのは収入を守り生活軸を守る行為でもあるけど、そんな壁いつでも壊しちゃうくらいの出会いがありますナ

TOKYO!(2008年製作の映画)

4.2

ポンジュノの短編が内面に食い込んでくる、とりわけ内省的で几帳面で、それであって大胆な妄想をする日本人性をどうやって理解したんだろう
もっかい見よ、面白かった