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愚行録のayaのレビュー・感想・評価

愚行録(2017年製作の映画)
2.4
生まれた時からある程度人生は決まっているということについてはよく考える。どうしてそんなにヒエラルキーや他人に執着するのかと思ったけど、それも自分が歳を重ねて辿り着けた思考なのかもしれない。そしてきっと恵まれた環境にいるから気にならない。これは金銭的なことだけではなく、あらゆる面で。
犯罪を犯す心の流れのひとつのパターンとして、なるほどと思えた。
小出恵介さんが演じてた男くらい嫌な人もいるんだろうな。彼を好きになる要素なかったけど、客観視してるからだろうか。好みもそれぞれだしね。
松本若菜さんて綺麗だなぁ。

気になったので原作を読んだ。映画化は割とうまくいっていたと感じた。削るところ、膨らませるところ、形式の変更など上手な脚本。
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