このレビューはネタバレを含みます
最後のシーンの顔面美に圧倒されて、危うく映画の記憶がなくなりそうなので、見終わったあとすぐ書いています。
まず映画のお話について、原作は未読なのですが正直「ん・・?」と思うところが所々あり、(補聴器を探したあと何故か廊下で寝転がっているシーン、最後のソロが吹けたあとみんなで踊り出すシーンなど)何となく腑に落ちないまま終わりました。
部員探しに時間を取りすぎて肝心の演奏シーン練習シーンが物足りなく感じ、折角の吹奏楽なのにもったいないなあと思います。
私も中学の三年間吹奏楽をやっていたのですが、経験者の身としては「楽器外に置いて勧誘!?あんまり日に当てないほうがいいんじゃ!?」とか、「喧嘩はいいけどまず楽器大切にして!!!」とか、いらないことをたくさん考えてしまいました・・
ですが、途中の固定カメラで撮影された揉めあいのシーンは、かなりリアルでした。金管と木管の争いや論点から外れたところで泣き出す人、いるいる~!
橋本環奈ちゃんと佐藤勝利くんのかわいさかっこよさ顔の小ささもかなり際立つ。入学式のシーン、あんなに目立つ?ってくらい二人の顔だけ浮いてましたね。
環奈ちゃんの無邪気でひたむきで太陽のような笑顔、勝利くんの落ち着いていながら目の奥に感じる熱、とっても素敵でした。