このレビューはネタバレを含みます
幸せなだけじゃない終わり方にグッときた。
さまざまな親子のかたちがあるのと同じようにジェンダーだってさまざま。
まだまだ理解の足らない社会の描き方が苦しくなるほど繊細で、そこに向き合うトモの背中を、時には押して応援したり、時には見て一緒に学んだり、観ている側のわたしたちも登場人物と一緒に成長できる作品。
リン子さんは容姿だけでなく仕草まで本当に美しくて、生田斗真さんは相当勉強されたのだろうなと思った。
あと、呼吸の音、毛糸が擦れる音など1音1音がとにかく心地よかった。
おすすめしていただいた荻上直子さんの作品、他にも観てみようと思います。