Netflixにて、知人に勧められて鑑賞
トランスジェンダーテーマ邦画のはしり的な作品ながらテーマ性に富み、重たいが心から離れない作品だった。
母親の育児放棄にあった11歳の少女トモがおじとトランスジェンダーのカップルに保護され母親より母性のあるおじの恋人リンコの愛情により初めて理想の家族的な環境を得るも周囲の偏見は厳しい。
テーマ性的にはミッドナイトスワンに近いが、リンコは性適合手術にも成功してるし何せパートナーのマキオと愛し合っているところが孤独だった凪さんとは違った分、見終わった後のダメージは低かった
やるせない不条理に対面し続けるリンコのはけ口は編み物であるもモノを編み続けることだった。
かわいいロゴからは想像もつかない話が展開するが、どこかほっこり感もある救いのある作品だった
社会の偏見キツすぎて頭にくるが日本人の民度はこんなものだろう。それ故に生田斗真の演じるリンコの美しさが物悲しく際立つのであった
江口のりこと門脇麦の無駄使い、このテーマだから出てくれたんだろうな😭とか思った
品川徹の使い方もナイス❗️