このレビューはネタバレを含みます
同性愛、ジェンダーもの
だと思っていたら
母子関係に重きを
置いている印象の映画でした。
りんこが愛しいが為に
外に攻撃的な母、
自分が愛しいが為に
娘を省みない母、
息子を守るために
常識に囚われる母、
どのキャラクターも
共感が出来て
感情移入ができる、ゆえに
ジェンダーという表題を
抱えてもすんなりと
ストーリーが入ってきました。
何度か出てきた睡眠の
シーンでは、実母であろうと
無かろうと、寝顔を
見ながら眠る安心感を
思い出させて色々と
考えさせられる映画でした。