優しくて、切なくて、少し辛い。
切り取られた何気ない日常の愛おしさが爆発している。こんなに愛おしい場面が多い映画なかなかないのでは。
悔しさが通り過ぎるのをただ待つりんこさんのかわりに涙を流すともちゃんも、絶対に譲らないマキオくんも優しすぎて絶対に幸せになってほしい。血が繋がっていなくても、一緒に暮らしていなくても、少し変わった形の家族でいい。
糸電話というアイテム、やられたという感じ。素敵でした。
デリカシーのないりんこさんの母親は嫌だった。少年期のりんこさんが母親の前で上半身裸になりブラジャーを着けるシーンと、間に挟まれる謎のイメージシーンは謎。
