オーウェン

さや侍のオーウェンのレビュー・感想・評価

さや侍(2011年製作の映画)
3.2
松ちゃんは3作目にしてようやくカメラの外へと移る。
つまりは松本監督として演出に徹することになる。

そんな3作目は時代劇。
もちろんまともな作りではなく、刀を持たないさや侍が捕虜となり、若君を30日間の間に笑わせられれば刑は免れる。
だが失敗なら切腹の刑に処されることに。

場所は変わっても求めるものはやはり笑い。
というか野見隆明という人間に頼っている部分はある。

それでもリアクションに対しての笑いは不可欠であり、3作の中では一番まともな作品に仕上がった。

歌のシーンはいらないが、娘役の演技は大したもの。
この子のおかげでドラマが成立したのは間違いない。
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