ハードボイルド昭和浅草フィルムノワール(そんな表現あるか?)
片桐竜次をただただ見つめていたくなる映画です。
そもそも片桐竜次って?という人も多いと思いますが、昭和から現在まで、それこそ仁義なき戦い全作や探偵はBarにいる、今でも相棒に出演している名役者さんです。
正直言うと、映画の内容にはあまり触れたくないです。多分、クサしすぎることになるので。
でも、ちょっと言ってしまうと、
・悪役が逃走中のハンターみたい
・フィルムノワールには定番だか、終始流れて耳障りなジャズ
・悪役である片桐の長男は「俺はあんたのクローンだ!俺を撃てばあんたの死を意味するぞ!」と言った直後に額にズドン💢
訳わからん(._.)
でも、片桐竜次の存在が光ってました。この映画の時が69才、老顔の中でも髭と皺が渋く、この渋さは藤竜也との二枚看板じゃないかな。
そしてとにかく感情を出さずに立ち向かう姿、まさにJapanese hard boiledですね。
あと、片桐さん、最後撃たれて死ぬ直前に、ポケットからタバコを出して、タバコをくわえたまま死にます。やはり最後はそうですよね。本当に松田優作の親友だったそうで、自分が主人公の映画ならやはりそうしたいと思ったのでしょうか。僕だったら間違いなくオマージュという名でパクりますw
この映画の人間関係について今更いいけれど、花屋の娘役だった石原あつ美さん、初めて見たけどめちゃ好みの顔だったww