🇵🇱
今も実際に続いている問題。
10月にポーランド政府がベラルーシ国境
からの難民申請権を一時停止したばかり
なので、この作品で描かれる難民たちの
過酷な運命は尚も繰り返されるのだろう。
社会派で有名なアグニエシュカ・ホランド
監督作品。終始モノクロで描かれていて、
理不尽で無慈悲な難民たちの姿が居た堪れ
なくて重苦しい。
平和ボケの🇯🇵では難民問題は理解し難い
とこもあるけど、これは🇷🇺🇺🇦戦争とEU
諸国の関連性からしてよく理解し、自分の
意見をもつべき事実であると思う。
そもそも、こうした難民受け入れ問題は
大国🇷🇺の影響が大きいのだろう。
🇷🇺の友好国であるベラルーシが、EUの
経済を混乱に陥れる兵器として難民たち
を容易くポーランドに送り込むという噂
をもとに、警戒したEU側が難民受入れ
を拒絶ことが要因である。
これについては🇵🇱🇧🇾どちらが悪いとは
安易に言えるものではない。
本作では国境警備団の難民に対する卑劣
な対応や、「国境なき医師団」をはじめと
する人道支援団体でさえ手出しできない
問題に直面するとこなど、リアルに描か
れていて心抉られる。
一方、🇺🇦からの難民に対し🇵🇱は2週間
で200万人を受け入れたと表明している。
これには難民に対する人種差別があると
言われているけど、国際的見地でみれば
やむを得ないと思う。
要は🇵🇱をはじめとするEU諸国が危惧す
るのは🇷🇺の存在なのだろう。
結果としてこの作品の難民たちは、そう
した国際問題の犠牲となっている存在で
あって、🇷🇺の拡大路線が続く限り、解決
し得ない問題として問いかけている気が
してならない………………………..マジメカ🤫
※敢えてつけるならscore4.3だけど、
本来スコアつけちゃダメな作品だと
思う。