邦題とジャケ写からはちょっと予想できない尊厳死がテーマ。
基本的にお母さんの意思は尊重されるべきと思って観てたけど、サンドリーヌ・ボネール演じる娘がこのことを受け入れてからはやっぱり辛かった。
まだもう少し一緒の時間を過ごせるのに、と思うとなんで、と思えてきて...
ただ、娘が実際に1人で暮らす母親の姿を見て気持ちが変わったように、寝たきりとまではいかなくても日々の生活の中で苦しいことがたくさんあるのに、1日でも長生きしてほしいからって大切な人にこれを強いるというのも違う気がする。
これまで出来てたことが出来ないっていう事実はなかなか受け入れづらいやろうなぁ。
若者が自分で命を断つのとは意味合いが違う。
アフリカ系のヘルパーさんの歌う民謡が沁み入った。
サンドリーヌさん、息子くん、お兄さんそれぞれの向き合い方が異なるので、リアルに考えされられる。