このレビューはネタバレを含みます
私にはあわなかったです。
わがままなおばあちゃんのお話だなと感じました。
若いときから活動家として戦ったり、浮気してそこらじゅうに男を作ったりしていたおばあちゃん。最後までやりとげる人と言われてましたが、つまるところなんでも自分の心の思うままにしてきた人なんでしょう。
こう言ってはなんですが、勝手に死ねば家族は振り回されずに済んだのに、「この日に死ぬ」と宣言することで家族の愛情を試そうとしている感じがしました。
家族にわかってほしいというのも言ってしまえば彼女のわがまま。
憔悴しきった家族が見ていて可哀想でした…。
いい娘に恵まれ、優しい隣人がいて、かわいい孫もいて、陽気なお手伝いさんがいて…
そういう当たり前の幸せを噛み締めて精一杯生きるおばあちゃんの話を勝手に期待してしまってたのかもしれません…。
まあ人間だれしもわがままな生き物ですし、人生経験の浅い私なので、ピンときていない部分もあるかと思います。
個人的な好みにあわなかったということで点数は控えめに…。
お孫さんがとても可愛かったです。
あと部屋の内装とか、子供が着てるワンピースとか。