おくちん

ドラゴン・タトゥーの女のおくちんのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.0
ブルーレイで鑑賞。久しぶりに観て思ったのは、今は亡き市川崑監督で観てみたかったなあ!です。バンゲル家の闇。血塗られた家族の過去。これって金田一シリーズじゃん!だから、好きだったんだ、ミレニアムシリーズってことに気付きました。この第一作はまだリスベッドの背負っている哀しみ、復讐の人生はあまり出てきません。ミカエルを中心に家庭の闇が明らかになっていきます。物足りないのは、人物描写。知られたくない過去、虐待を受け続けた兄妹の心の暗い部分を描いて欲しかった、ストーリーを追うことに精一杯だった印象でした。キャストは、続編よりこちらが最高。ダニエルのミカエル、ルーニーのリスベッドなど続けて欲しかった。あとのシリーズを考えると、明るいリスベッドを見れてうれしい。俳優がグッドな一本でした^_^