シル

ドラゴン・タトゥーの女のシルのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.9
フィンチャー9作品目です。

良作でした。

ガリガリ、変わった髪型、いかついタトゥー、ピアスでこんなに魅力的なの奇跡だよ。
めちゃくちゃかっこよかった。

一族モノなので当然登場人物が多い、加えて40年前の失踪事件を解決するのが軸にあるから捜査資料は若い。名前と顔を結びつけるのが少し難しくて混乱気味でした。

ミステリーモノとしては弱めな気がする。
動悸がもっと根深いモノだとよかったかも。
ただの曲がった性的趣向止まり。

ハリエットの部分は少し驚いたけど、思い返すとヒントもあったなと。

前半のリスベットのように加害性に気付きつつ、なぜか自分だけは助かる、軽く済むと思ってるような女性がターゲットなのは物語として凄く綺麗に感じたし、ラストも、自分は特別だと思ってたんだろうなという感じで切なくて良かったです。

また観たいな。2回目はもっと理解できる気がする。
2024
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