ティエリー・トグルドーの憂鬱のodyssのレビュー・感想・評価

【映画祭受賞作だけど楽しくない】

主人公は中年男で、妻と障害者の息子とがいる。
失業してしまい、スーパーの監視係の職に。
客が万引きしないか、レジ係が不正を働いていないか、テレビカメラで見張る役目。
実際に万引きや不正が出ると、個室に連れ込んで詰問する。
言うまでもなく、きわめて不愉快な仕事なのだ。しかし、将来が案じられる息子をかかえた中年男としては仕事は辞められない・・・・

厳しい社会の片隅で生きる人々（万引き客にだって事情はある）を描いた映画。
主演のヴァンサン・ランドンはこの映画によりカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞。
　
でも、率直に言うと、こういう映画は見ていても楽しくない。
なので点数はこのくらい。