マルクス

さとにきたらええやんのマルクスのレビュー・感想・評価

さとにきたらええやん(2016年製作の映画)
4.6
里にいる子供たちの目の輝きに涙が出た。

ある子の母親が、自分の子供には人の痛みがわかる人になってほしいと言っていたけれど、里の子はみんなちゃんと他人の痛みがわかる人になってた。
でもそれは自然とそうなったわけじゃなくて、多くの子が家庭に問題を抱えている中でちゃんと居場所を作って、子供たちの味方になって、子供たちと真剣に向き合って信頼関係を築いてる「こどもの里」の存在がすごく大きいんだなと思う。

また、同じく大阪を舞台にしたドキュメンタリー「みんなの学校」同様、子供の成長ほど、素敵なものはないと感じた。
それが見える映画だった。



そしてなんといってもSHINGO★西成。
彼の存在の大きさをこの映画を観て更に思い知った。
本当にいいラッパー。
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