このレビューはネタバレを含みます
海辺の町の風景に郷愁を感じるのはなぜだろう……。過去の愉快なリーと、今の不愛想で厭世観漂うリー、それはまるで別人のように違っていて、なんでだろう?と思って観ていたら、実は壮絶な分岐点が存在していた……この流れがとても好き。途中途中で挟まれる過去話も違和感なく観られて、すごいなーと思いました。パトリックとリーの関係も、最終的にベタベタしすぎず、割と「男同士の親子ってこんなもんだよね」というところに落ち着いたのが良かったと思います。ただ全体的な雰囲気は好みだけど、ちょっと長かったかなー。