前向きに生きること、生きようとすることだけを強さだとは思いません。自分で自分を許せず、罰し続ける男は、果たして弱い人間でしょうか。そもそも強いだの弱いだので物事を考えてしまうことがダメなんでしょうが…
>>続きを読む乗り越えないことを肯定する映画だった。
人はそう簡単には救われないことを、現在⇔過去を行き来しながら淡々と描いていた。
何も解決しない、何も晴れないので、好き嫌いはあるかもしれないが個人的には好きな…
身の回りにいる、普通に生活しているように見える人でも、じつは巨大な悲劇を経験していたりする。表面上は平気で暮らせるようになって、遠い過去の出来事と思えるようになっても、予期せぬタイミングで酷い苦しみ…
>>続きを読む父を亡くした甥との関係を築いていく過程で自分の過去を乗り越えるみたいなベタな人間ドラマではないからこそより主人公に感情移入ができた気がする
辛い過去やトラウマを乗り越え、自分を許し生きていく事が全…
一緒に住もうとはしたけど自分の過失で子供なくしたのにまた火事を起こしそうになってやっぱりダメだってなったのかな。
親が死んでしまって後継人にたらい回しにされるパトリックが可愛そうで泣きそうになった…
個人的に、10年後もう一度見返したい。
本当に悲しいことがあると、人は涙が出ないんだなと思った。
主人公が「乗り越えられない」ことは、誰も責められない。乗り越えるべきなのか分からない。人間なのだ…
最終的に救われる訳では無いし、全てオッケーハッピーエンドって良くある終わり方じゃ無い。でもエンドロールが流れると何故だか少し心が軽くなった気がするそういう映画。
リーが亡くなった兄の息子パトリックと…
かっこよくない大人がいっぱい出てきてよかった。
兄の死をきっかけにトラウマを持つ故郷に帰ってきた叔父が、父を亡くした思春期の甥の面倒をみる。叔父はかつて生きた街で居心地の悪さを抱えつづけ、甥は喪失の…
粛々と静かに流れるストーリー。
どこかに山場がある訳ではないところや、よくある作品のように「主人公が立ち直るストーリー」でもないのが逆に心に沁みました。
特に印象に残ったシーンが2つ。
①再開した…
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