すごく好みの映画でした!
丁寧で、押し付けがましくなくて、とても品のある映画だと思った。
ケーシー・アフレックのオスカー受賞は納得。何度も心をギュッと掴まれて、ツーっと涙が出てきた。。
普通は省略されるであろう、日常のちょっとした「上手くいかない」出来事のディテールを映すのに(たぶん意図的に)かなりの時間が割かれている。
救急車のストレッチャーの車輪がなかなか畳めなかったり、停めた車の場所を忘れて極寒の中をさまよったり、葬儀中に鳴った携帯の音を止めるのに手間取ったり。。現実ってほんとこう、スッとはいかないことの繰り返しだよなあっていう。。
なぜか是枝監督の映画を見た後のような気持ちになった。