スクリーンに映る海のように、たゆたっているかのように静かに進むストーリー。
静かだけど時に激しく。
ケイシー・クズ・アフレックの演技もそう感じた。
死にたがっているような態度。
故郷にはいられないと言う。
その理由は、酷く辛い出来事だった。
乗り越えられない、
吐き出した気持ちは重い。
しかし、確実に歩み寄りの姿勢。
一応、ハッピーエンドなのかな。
元々は、マット・デイモンで企画されていたらしい。それはそれで良かったかも。
何考えているかわからない感は、ケイシーの方が上だけど。
兄弟揃ってアホ面だし。
この役で賞を総なめしちゃって、また調子に乗らないと良いですね。
根本は、クズですからね。
幸せな頃とそうではなくなった時のシーンのスイッチがうまい。
徐々に明かされる過去が最終的に救いようがなくとてつもなく辛かったけど。
笑えるシーンもあったけど、満席の劇場で笑ったのアタシだけでした(笑)
いやいや、笑おうよ。
配給が買い付けた時は、主演と題材で、小規模公開しかしないつもりだったのかな。
場所小さくても良いから上映回数は増やせば良いのに。
毎回満席の方が、興行成績としてはいいのかな。
個人的には、21時台の上映をもっと増やして欲しい社会人です。