2016年,アメリカ
監督:ケネスローガン
再びあの街へ
この映画で1番好きなのはエンディング。
変わらない人、変わらない景色。
変わらないからこそ、帰ることを一層苦しめる。
兄の死をきっかけに、過去と現在のリー、家族、友人の姿を描き、自分のあるべき姿を模索していく。
彼のバックボーンが徐々に見えてきて、今にも崩れ落ちそうなくらい壮絶な彼自身の中を想像するだけで、胸が痛い。
ケイシーアフレック自身、実の兄との比較を免れない人生を歩んできた中、この作品でオスカーを受賞した事を考えるだけで、涙が出てくる。