ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツの足らんティーノのレビュー・感想・評価

「小心者に帝国はつくれない」

想像以上に胸糞映画だった。
たしかに革新的なシステムを築いても、瞬間湯沸かし器みたいな熱っぽさと執念(熱した身体と冷たい頭脳)がないと、ジョン・キャロル・リンチの兄弟ではマクドナルドはこんなに支配的に広がってなかったかも。
自分にはそんなハングリーさはないから観ててつらいものがあった。
特に病気要素が胸糞を加速させる。

この映画と『スーパーサイズ・ミー』でマックが嫌いになるハッピーセットの出来上がり。

2021-298/字幕