ふっく

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのふっくのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

マクドナルドの「創業」秘話を描いた作品。レイをどう見るかによって受け取り方は、大きく異なると思う。一財を築いたサクセスストーリー、アメリカ帝国主義を批判する社会派映画、あるいは兄弟にとっては狼に襲われるホラー映画など。
映画ではやや彼に批判的であったが、彼でなければこれほどハンバーガーチェーンとしてマクドナルドがビッグにはなっていなかった。これはやはり1つの事実としてとらえなければならない。土地を買収し、不動産業者として財政基盤を堅固にしたレイにとってマクドナルドは、片田舎のただのハンバーガー屋ではもうなかった。良くも悪くもマクドナルドは一度死に、形を変えたそれがいま隆盛している。それが皮肉ながらも一つの事実なのだろう。
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