第二次大戦中、ポーランドのワルシャワの動物園での実話を元にした作品。主演のジェシカ・チャスティンはプロデューサーとしても参加されてます。
動物とのシーンは基本的にジェシカが実際に動物たちと撮影をしていて、彼らに注がれている愛情がとてとリアルで、見ている側も幸せな気分になるくらい素敵なシーンでした。
その分ドイツの侵攻が始ってからの動物たちの事を思うととても辛かった。実際に体験したアントニーナの心情を思うと更にやるせなかったです。
ユダヤ人への迫害とドイツ軍の監視が厳しくなる中で、300人程のユダヤ人を匿い守ったアントニーナの強さと人や動物たちに注がれる愛情がとてもよく伝わる作品でした。
作中で西暦が表示される度に終戦迄まだこんなにあるのかと、見てて辛かったんだけど、当時を生きていた人たちはいつ終わりが来るのか、想像もつかなかっただろうからあの時代を生き抜いた人たちは凄いよ…
このワルシャワの動物園は今もあるそうなので、機械があれば行ってみたいな〜
舞台挨拶で拝見したジェシカ・チャスティンは優しいオーラ全開でとても美しかった!
アントニーナに負けないくらいつよく優しい人だと感じました。