第二次世界大戦下のポーランドでワルシャワ動物園を運営する夫妻、ヤンとアントニーナが多くのユダヤ人を救った実話。
動物好きな人には酷なシーンが多く、戦争の被害者はなにも人間だけではないという事実を思い知らされます。
つい先日も「少女ファニーと運命の旅」「ウィンストン・チャーチル」を鑑賞しましたがこの時代のヨーロッパの話はこれからも尽きることがないでしょうね…
やっぱり私はホロコースト系のお話が好きと言ったら語弊がありますが、観なければと強く思います。
もちろんどの作品も目を塞ぎたくなるほど残虐なシーンが多いけど、それ以上にナチス、ヒトラーという圧倒的"悪"や"脅威"と戦い続けた人達の姿を見たくて。
みんなが絶望の中にいた時代に生きながら尚、手を繋ぐことを諦めず他人を思いやれる人達…そして希望に導いた人達。
彼らのおかげで今もユダヤの血は繋がれて悲しい歴史の中に一筋の光が見える。
こういう人達の歴史はもっともっとこうして世に広められるべきだと思います。
平和な時代に生まれたからこそ、私達は知ることでこの平和を噛みしめなければならない。