親分

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命の親分のレビュー・感想・評価

3.4
人種差別の映画を見るたびに思うことがある。
たとえば この映画に関していえば ナチスのユダヤ人に対する仕打ちになるわけだが、ナチスを見て ひどいヤツらだな〜と思うが、それはナチスがヒドイわけじゃなく、人間という生き物の中に潜んでいる悪魔の血が そーさせているわけだ。
で、 ナチスの行為をヒドイと非難している自分の中にも その忌むべき悪魔の血は潜んでいる。
平和な日本という国に住んでいる自分は おそらく生涯 その血が覚醒することはないと思うが、時代が戦時下であったり 住んでいる国がちがって信仰する宗教がちがっていたりしたら 自分を保っていられないかもしれない。

逆に自分が殺されるかもしれないのに 人を助けようとするのも人間。
この善の血も 人間の中には眠っている。
この血は覚醒するのは簡単だが、実行できるかというと それほど簡単なことではない。
オレは? ……
情けねーけど 見て見ぬフリをしてしまう その他大勢に分類されてしまうだろーな〜。

と、、
ストーリーに感動するよりも いろんな意味での自己嫌悪、その葛藤と戦いながら観とったがん。