もみの木

菊とギロチンのもみの木のレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
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女相撲・社会主義者それぞれで話を作った方が楽しめたかな。無政府主義者は教科書で少しは習うのに比べ、全く知らない女相撲。女相撲の勧進元(招待者)ってどんな人だったのか、その他山形発祥が大半の理由、他の女相撲興行団体、現代の問題と絡めて女子スポーツや力士の給与や引退後のセカンドキャリアについてなど、120分でもっと色々見たかったです。無政府主義者も教科書の知識を越えて個々人の経歴を思い出せるような話を。服装のボロボロ感やつぎはぎ、海辺の木造家屋など、衣装・セットは良かったです。
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