トッキー

菊とギロチンのトッキーのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
3.8
見逃していたこの作品をアマプラで鑑賞。

大正末期の関東大震災直後という背景は「福田村事件」を連想します。

女相撲の世界で生きる花菊や十勝川とアナキストグループのギロチン社で女相撲に絡むことになる古田と中濱の生き様を描いてます。

花菊は農家から家出してきてるし十勝川は朝鮮人ということを隠しながら生きてる。
訳ありな人々が生きていくための手段として女相撲を選択してます。

女相撲があったことは知っていたが、見たこともなく昭和30年頃には消滅していたらしいので見なかったのも当然ですね。

歴史と向き合う時間としての3時間ちょっとは長過ぎました😆